中学校入学をきっかけに、今まで内向的で暗かった自分を明るい子に変えようという決心をした。
まず小学校が他校だったクラスメイトの女の子に勇気を出して声を掛けて仲良くなる。
初め声をかけるのはドキドキしたけど、その後の私は元気で明るい子ってイメージに変わっていった。
しかし人間関係なんて簡単には上手くいかなかった。
小学校が同じだった女子が中学で同じクラスにいたのだ。
その女子は、以前から相性悪かったせいもあり私の変貌ぶりを良く思ってなかった。
一学期半ばその女子はクラスの女子で取り巻きを作り最終的にはクラスの女子全員(親友になった夕佳ちゃん以外)が私の陰口、悪い噂話、その上シカトまでしてきた。
世間でいうイジメだった。
せっかく勇気を出して声を掛け仲良くなれたのに…これから中学三年間、クラス替えはあったとしてもきっと楽しい学校生活を送れると期待していたのに…。
噂話や女子特有のグループ依存を甘く思ってた私の失敗だった。
それまでの楽しい生活は見事に消え去り、内向的に過ごした小学生時代より、周りの環境は悪くなった。
最初は耐えた。
でも噂の出どころは同じ小学校だった女子だった。
その女子への対抗心、怒りが強く噂もシカトも何も無いかのように明るく振る舞い続けた。
クラスメートの女子にシカトされてるから私はクラスの男子とお喋りや、ふざけあったりするしかなくなって…シカトされてるから男子と絡むしかなかっただけなのにそのことも女子は気に入らなかったようだった。
クラスメートの男子にBOOWYのCDを借りたりした。
マリオネット、
ホンキー・トンキー・クレイジーなどBOOWYにハマった。
一人でも解ってくれる女子を増やすため、私に対してシカトしてるというよりも、周りがシカトしてるからシカトしていそうな子をターゲットにして「おはよ!」「バイバイ!」シカトされても諦めずに挨拶を続けた。
結果一年生三学期末には女子の全員に私は悪くないってわかってもらえた。
人間関係は復活したけど無理に強がって過ごした一年で私は道を外れてた。
髪の毛は黒髪から金髪に…煙草も吸ってた。
学校帰る時間も日が落ちて暗くなるまで公園で仲良しの女の子達と話したりしてて門限なんて守れなくなった。
「皆が帰る時間は遅いの!」と親に反攻して帰宅時間は夜の10時11時になった。
非行に走り始めていた時期だった。
もしかすると、本当はイジメの最中は感じなかったけれど、イジメのストレスや理解してくれる人がいない心細さでいっぱいいっぱいだったのかもしれない。
小学生の時よりイジメのせいで、ますます誰に何言われても自分の考えを変えられない子になってしまった。
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