中学三年の秋頃からはテレクラのサクラをした。
いたずら心でテレクラに電話を掛けていたら、テレクラの店の人から銀行口座番号とポケベルの番号を聞かれた。
口座番号とかって教えてはマズイんじゃないかな…と思いつつ、別に強く断る理由も見当たらなかった。
銀行口座に残金なかったから具合が悪くなったら解約すれば問題ないかな…と思い「わかりました。やります」と返事した。
それからは24時間、時間構わずポケベルが鳴った。
時には何度も連チャンで鳴り続けた。
かったるかったけど、学校も行かず暇人だったからテレクラに電話してた。
客が多い日はポケベルが鳴りテレクラに電話し、話し終わったと同時にまたポケベルが鳴る。
3~4回シカトしたけど鳴りやまない。
仕方なくもう一度テレクラに電話を掛けると「あれっ?今話してた人???」とヤバい状態。
そんな私に男は「あ。そうだねーじゃあ今違う人に回してあげるからそのまま待っててね…」と保留音が流れ、他の人に回される。
サクラの給料システムは3分以上話し続けないとお金にならなかった。
3分後は秒計算で、一ヶ月3~4千円くらい振り込まれた。
たいした金額ではないけれど電話はフリーダイヤルで通話料はかからないし、何よりちゃんと口座にお金が振込まれてたのは少し驚いた。
何がきっかけだったのかはあまり覚えてない。
きっかけも覚えてないってくらいの軽い気持ちで初めてテレクラの男と会ってみた。
多分、洋服代や遊び代、シンナー代が足りなくなったのか…なんでだったのか思い出せないけどテレクラ売り(売 春)をした。
暇な時間があったし、ナンパ男とその場のノリでSEXしてるのとテレクラで会った男とSEXすることにたいして差があるようには思わなかった。
別に減る物じゃないし…。
テレクラの売りで一回2時間で2.5~3万くらい貰える。
昼過ぎくらいからテレクラに電話掛け始めて、前金でコンドーム付けてくれる事を約束してもらい近くのホテルに入る。
最初は一日1人だったのが、いつの間にか昼正午くらいから夕方までの時間で一日2人に援助してもらう様になってた。
中学生が学校に行かずに暇な時間に売春。
一日5万~6万のお金が手に入った。
財布には福沢諭吉が沢山入ってた。
お金なんて別にすごい必要なわけじゃなかった。
ただ、なんとなく諭吉を沢山持っていると安心した。
学校行かないで家で暇してる時間を使って、テレクラ男2人とSEXするだけで夜遊びがリッチになるから売春した。
後ろめたさなんてなかった。
だって私の体だもん。
テレクラ男とSEXしてる最中は、相手に対して好意も嫌悪感も感じなかった。
2人目の人の時は、この人私がさっきまで違う男とやってたなんて考えてもいないんだろうなと思った。
適当にぁんぁん言ってさっさと終わらせようとか、このお金で何買おうかとかそんなことを考えながらのSEX。
気持ちいいとか恥ずかしいとか何も無い。
お金貰ったし2時間の間のやることを割り切ってる、そういうのが売春。
男はSEXしてイク事をお金で買い、私は時間と体をお金で売る…ちょっとした取引。
私は暇な時間を、時間も潰せてその上お金も手に入る、なんて合理的なんだろうと思ってた。
ただ、そんなお金はあればあるだけ使ってしまった。
その頃は遊び仲間に異常なほど気前よくなっておごりまくってた。
私が買い物する時には一緒にいる仲間に「これで何か買えばいいじゃん」とか言って一万円札を渡した。
夜は居酒屋に入れば全部私が払ってた。
相手が私と遊んでる理由がお金を持ってるからだから嫌だとか、つるむ理由なんて気にならなかった。
お金を持っているだけで気前よく、イケイケでいられた。
それに本来は無いはずのお金だから、使う事にためらいなんてなかった。
売春してて将来後悔することがあるのかもしれないとか考えてみたけど、私は売りする前から自分がヤリマンだと思ってたし、SEXすることに変わりないじゃん?という感覚で、売り?後悔?そんなの関係ないよって思ってた。
どうせ男は女をSEXの対象にしかみてないのだと歪んでいた。
テレクラの売りは仲間にも広まったけど、3ヶ月くらいで私も仲間もテレクラ売春をしなくなった。
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