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.*フェニルメチルアミノプロパン*.~覚せい剤やめますか?それとも人間やめますか?~薬物乱用から断薬までの道
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浦安で草(大麻)とチョコ(大麻樹脂)を購入後、だいち君を車に乗せ、よし君とだいち君と私の3人で六本木にあるパイプ屋さんに寄ることになった。



高速を途中で降りてから目的の店は近くにあり、夜の10時を過ぎていたけどまだ営業していた。

店内はお香の独特なよどんだ空気だった。

私はパイプよりも、たくさん種類の揃っているお香に惹かれ、お香3種類とお香立てを買った。

よし君はガラスケースに陳列してある水パイプの何万もするやつが欲しいようだったけど、さすがに「欲しい」とは私には言えずに適当に2千円くらいの簡易パイプを購入した。



店を出て路駐しておいた車に乗り込み、ようやく自宅に帰れると思った時(車を発進させてから20㍍くらいで)パトカーの赤灯がサイドミラーから見えた。

音楽がガンガンでサイレンは聞こえなかった。

私は、気のせいかな?真後ろにはタクシーが1台いるしねと思ったけど、タクシーが止められているのであればすぐ横付けするはずだと思った。

それなのにいつまでもパトカーが、後ろで何かごちゃごちゃ言っている気がしたので心配になり「ねぇねぇ、後ろのパトカーさぁウチらの車になんか言ってるんじゃない?」と私が言うと、よし君はCDのボリュームを落とした。

予想どうり私達の車に「そこのナンバー○○そこの信号手前で左に車を寄せなさい!」と怒鳴ってた。

指示された信号手前で停車する前に、よし君は草とチョコが入っていた財布からすぐに免許証だけ抜き取り、車が止まった時点で財布を後部座席のだいち君に「外で免許証確認してる間に財布隠しとけよ」と慌てて渡したのだった。



私は、まぁ大丈夫そうかななんて思ってた。

でも、だいち君が財布を渡されて隠した場所が運転席の真下で、簡単に終わる警察の車内確認で即発見された。

「何でこんなところに財布ある?」と警察官は言うと財布を持って、外で職務質問されているよし君のところへ行き、「中身確認させてもらうぞ。いいな」と財布を開けた。



草やチョコ入ってるってわかってて、運転席の真下に隠す奴なんていないと、私はだいち君に腹が立った。

シートの間に無理矢理押し込むとか隠す場所なんていくらでもある。

隠す場所が頭に浮かばなければ自分で持ってればよかったのにと、最悪だと思った。



私はマジで見つかった…もうしらきれないなと諦めた。

今さらバックの中身の確認を拒否しても通るはずない。

余計ややこしくなるだけだ。

「何買ったんだ?ちょっと見せてくれるか?」と応援のパトカーを呼び終えた制服の警察官が私のところへ来た。

バッグの中身の確認と簡単な(男の警察官が出来る範囲の)身体検査をされた。

私のバッグからよし君が買ったパイプが出てきた。

よし君は免許証だけ手にして車を降りてから、後ろに止まってるパトカーから戻ってこない。

私がサイドミラーで様子見るとパトカーの中で、財布から出てきた草とチョコことを「あーだのこーだの」と警察官に言われてる感じだった。



だいち君は顔面蒼白でガタガタ震えてた。

なんだろ?コイツお前のせいでこんなことになってんだよ!とムカついたけど、警察官がいるので文句も言えない。



応援のパトカーが全部で4台集まった。

どこ見ても制服着た警察官や私服の刑事で溢れかえっていた。

せかせか書類書いたりする警察官もいれば、車をどうするかとか、どこまで聞いたかとか周りは慌ただしかった。



一人の制服着た警察官が「はいはい!車動かして警察署行くから!2人共に前のパトカーに乗って!」と指示してきたので、私はあえて明るく「はぁーい!」と返事をした。

だいち君は、まともに歩けないくらいブルッてる。

私は、お前の方が5歳も年上なんだぞ!?その上お前、男だろ!?とだいち君にムカつきながらもだいち君に「大丈夫?」と尋ねた。



前のパトカーに乗った。

私とだいち君、2人は後部座席に乗った。

警察官の一人は私の隣に座った。

私の左側には警察官、右側にはだいち君だった。

もう一人の警察官は運転席に乗り、後部座席のドアをロックして詳しく事情を聞き始めた。

日本列島警察24時でよく見る光景。



場所が六本木だから応援のパトカーが来た時点で辺りには野次馬が集まった。

パトカーの周りに集まった野次馬にジロジロ見られてるので落ち着かない。



私の隣に座った警察官が、私の名前や住所、生年月日を聞いてきた。

だいち君は必要以上にガタガタ震えてる。

運転席の警察官が「おいっ!お前はあの後ろの連れ(よし君)がヤバイの持ってたの知ってたんか?」とだいち君に聞いた。

運転席の警察官はバックミラー越しにだいち君の様子を見て「まぁそんなに緊張したって仕方ないだろ」と言い「隣にいる女の子の方がしっかりしてるんじゃないか?気をしっかり持て!男なんだから!」とイラついた様子でだいち君に激を飛ばした。

警察官に指摘されただいち君は「わかりました…」と聞こえるか聞こえないかくらいの声で返事をした。

隣のだいち君も気にしつつ、私は私で左横に座った警察官に何度も名前と実家の住所を確認され間違いないかと言われてた。

警察官が紙に名前と住所を書き込みながら生年月日を聞いてきた。

嘘ついたってすぐバレるし、年齢で深夜徘徊で補導は連れの男が20歳だし関係ないかと思ったので、正直に生年月日を答えた。

私が生年月日を言ったら、隣の警察官はビックリして他のパトカーの警察官に「ちょっと!こっちの連れの女の方が15歳なんだとよ!親御さんに連絡しないと駄目だなこりゃ」と報告した。



運転席の警察官はブルッてるだいち君がまともに返事を返せないでいるのに怒りだして「おいっ!ヤツがモノ持ってんのを知ってて一緒に車に乗ってたんか?知ってたんだか、知らなかったんだかを聞いてるんだぞ!中途半端な返事じゃわからんだろ!難しい事聞いてるんじゃないんだぞ!」とまくしたてた。

だいち君は「…。」何も答えられない。



パトカーの中、こんな状況で警察官に責められてガタガタ震えてるだいち君を見て可哀想に思った。

だいち君が答えに困ってチラッチラッと横目で私の方見ていたのは気づいてたので、私は仕方ないなと「はぃ?えっと、私は知ってました!彼とは一緒に住んでるし」と答えた。



警察官が「男のくせになんでこんな簡単な事答えられないかなぁ…でお前は知ってたんか?」とだいち君に言うと、だいち君は「知りませんでした」と答えたのだ。

私は一気に頭に血が登るのを感じた。

運転席の警察官が「本当か?」と私に確認をしてきた。

私は譲渡が罪になることをまだ知らなかったので「コイツまじウザい…コイツの分買って渡した帰りだよ。欲しいって電話してきたのコイツだよ!」とだいち君に怒りをぶつけるように答えた。



震えてただいち君はますます窮地に追いやられた。

警察官の信用なんて得られるものじゃないし、こんな状況で情けないし、「知らなかった」と答えたことを後で私からよし君に伝わるだろうし、それを知ったよし君がどんな行動にでるのか?…多分私の想像以上のことをだいち君は考えてたんだと思う。

だいち君はガタガタ震えながら顔がさらに青ざめていった。



よし君が後ろのパトカーで何と言っているかわからず、私も悩んだけど今さら考えたってわからないし、事実持ってるのは知ってたわけだし。



後のよし君の話を聞いた時、私もだいち君も知らないと言えばよかったのかもしれなかったが、私の性格上知らんぷりは出来なかった。

私がよし君の立場なら正直に言うだろなと思っていた。



私は、草とチョコが警察官に発見された状態になってて、よし君一人対複数の警察官が言い争っている内容が、警察官が「前の2人は知ってたと言ってるぞ」って言ってても、よし君は「アイツらは何も知らなかった!俺の財布の中身なんか知るわけないでしょ?」とかばってくれてる内容だとは想像出来なかったのだ。



それまで女仲間達が何かヤバい状態になると私になすりつけて裏切られてきたから、よし君もおんなじだと思った。



でも、よし君は違った。



私達は大麻取締法違反で1995年6月7日、23:55六本木で現行犯逮捕されたのだった。


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