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.*フェニルメチルアミノプロパン*.~覚せい剤やめますか?それとも人間やめますか?~薬物乱用から断薬までの道
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よっ君が仕事の休みの日、よっ君も私もS(覚せい剤)を炙っていたら、午前中によっ君のお母さんから電話が掛かってきた。

これからよっ君ん家に来るという電話だった。

私はSを隠してよっ君のお母さんを出迎えたけど、よっ君はよっ君のお母さんが来たにもかかわらずトイレに籠もりSをキメてて、トイレから出てこない。



よっ君のお母さんは「嘉和はトイレ?」と最初は何にも感じなかったようだが30分経ってもよっ君がトイレから出てこない。

段々と私はよっ君のお母さんと2人でテレビの部屋にいるのがしんどくなってきた。



「嘉和!まだトイレから出てこないの?」とよっ君のお母さんが、トイレに籠もっているよっ君に聞こえるように聞いた。

よっ君は「ちょっと待ってろよ!腹が痛ぇんだよ!」とトイレで返事をした。



私は、早く出てきてよ…アタシだってキマっててよっ君のお母さんと一緒にいるのきついんだから…と思った。



「どうしちゃったんだろうねぇ?」とよっ君のお母さんは不思議そうな顔をしている。

よっ君のお母さんは、よっ君がトイレから出てくるまで帰らないという感じだった。



二時間後、トイレに持って入ったSを使い切ったよっ君がトイレから出てきた。

「あんた何時間トイレに入ってたと思ってるの?」とよっ君のお母さんがよっ君に言うと、よっ君は「仕方ないだろ!腹が痛かったんだからさ。なんか用事があるのかよ?」と答えて、早く帰れよっていうオーラを放ってた。

よっ君のお母さんは別に用事があったわけじゃなかった。

よっ君がトイレから出てきて、よっ君の顔を見たよっ君のお母さんは「悪いことやってなければいいのよ。じゃあ帰るね」と帰って行った。



よっ君のお母さんが帰って、私はホッと気を緩めた。

そして、よっ君に「どうしてよっ君のお母さんが来てるのにトイレでSキメて籠もっちゃうの!?アタシよっ君のお母さんと2人きりですごいしんどかったんだから!」と強い口調で言うと、「悪ぃ悪ぃ、別にかぁちゃんにSバレたわけじゃないし大丈夫だろ、ごめんな、のり」と謝ってきた。

「だって!二時間だよ!トイレに籠もって二時間!普通じゃないよ!マヂで!」と私が言ったら、よっ君は「悪かったよ。本当ごめんな。そんな怒んなよ。な?のり」と言われた。

私は、こんな事もう絶対しないという約束をさせてよっ君を許した。



よっ君のお母さんが帰ったので、隠して置いたSを取り出して2人でSを炙った。



よっ君が、お風呂に入った時のこと。

真夜中、よっ君がシャワーを浴びにバスルームへ入った。



私は寝室のベッドの上でゴロゴロしながらSを炙って一生懸命よっ君に手紙を書いていた。

Sをキメるようになって、よっ君と私は一緒に暮らしてるにもかかわらず手紙を交換するようになってた。

手紙を書くようになってから、よっ君がコンビニやホームセンターでいろんな種類のボールペンやカラーペンを買って来てくれてた。

私は手紙を書くのに集中していて、よっ君はというとお風呂から出てくる気配が無い。



そして、外が明るくなった。

私は手紙を書くのに集中してたけど朝になった事に気づいた。

よっ君はまだお風呂から出てこない。

さすがに心配になった私がバスルームに行くと、よっ君は汗だくになりながら無我夢中でお風呂掃除をしていたのだった。

私が「え?よっ君お風呂入ったんじゃなかったの?」と聞くと、よっ君は「シャワー浴びたらさ、なんかキレイにしたくなったから風呂掃除してた!天井見ろよ!マジピッカピカ」と自慢気に言った。



私が支離滅裂な長文の手紙を一晩中書くのも、よっ君が4時間お風呂掃除をしたのもSの効きのせいだった。

Sをキメると集中力がハンパなかった。

Sをキメると何かにハマり時間も忘れた。



よっ君がお風呂掃除なら、私はトイレ掃除にハマった。

便座の両脇に積まれた少年ジャンプや週刊マガジンをトイレの外に一旦出して床を拭き、キレイに雑誌を積み上げ、便器を拭き、ブラシで便器の中をゴシゴシした。

トイレ掃除にハマってもSは頻繁に吸ってたので、集中力が途切れることがなかった。



便器の中の黒ずみが完璧に落ちない。

私は我を忘れて便器の黒ずみと戦った。

丸一日トイレの便器の中の黒ずみをゴシゴシしてたらようやく黒ずみが無くなった。

私の勝利だった。



Sをキメると普段気にならない事が気になるし、気になったら納得いくまでやり遂げた。

成し遂げた時の達成感は気持ちよかった。

その根気と集中力はSをキメてるせいであり、普通の人がその姿を見たら絶対に異常だと思うと思う。

丸一日かけてトイレ掃除してるなんて普通有り得ないことだと思う。

Sでキマっちゃってる私は、キメてるんだから普通じゃなくて当たり前と思っていたので異常行動をしているのを見られてても気にならなかった。



異常行動に没頭しても、一緒にSをキメてる仲間から白い目で見られる事もなかったし、逆に「すごい効いちゃってるね!あははははっ」みたいな感じだった。

Sは草(大麻)の延長線だと思ってた。

でも、Sと草は違ってた。


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