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.*フェニルメチルアミノプロパン*.~覚せい剤やめますか?それとも人間やめますか?~薬物乱用から断薬までの道
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中学一年の冬、同級生でヤンキーだった深澤君が彼女(清佳)とその彼女の友達(さつき)を連れて家に遊びに来た。

2人共見た目も態度もヤンキーだった。

初対面で「のり子って呼んでいい?うちらのことも清佳とさつきでいいからさぁ」と言われ「いいよ。わかった」と呼び捨てで名前を呼ぶようになった。



中学二年になった。

一学期、心機一転勉学に励んだ。



夏休み…本格的に非行に走り始めた。

清佳とさつき、加代子とみちよ、この4人でつるみはじめた。

清佳はK第一中学校、さつきはC第四中学校、加代子とみちよは私と同じK第二中学校だった。

清佳はC四中からK一中に転校してきたからK一中で浮いた感じが嫌で学校には行かず、C四中のさつきとつるんでたらしい。



煙草、酒は当たり前。万引きもした。

洋服は欲しい洋服を二着更衣室に持ち込んで、一着はバックにもう一着は店員さんに返す。

一度、清佳とさつきと加代子と私の4人で洋服を万引きしに行った時、私がたまたま万引きする気がなくて私だけデパートのベンチで待ってたら万引きしに行った3人が猛ダッシュで走ってきて「ヤバい!万引きバレた!」って言って逃げてった。

私は関係なかったからベンチに座ってると、店員さんが「今の子達どっち行った?」私「あっちに行きましたけど」と別の方を教えると店員さんも猛ダッシュで走って行った。

もう万引きはするのやめようと思った。



ある日、みちよと二人で公園のベンチで話しているとその公園をたまり場にしていた高校生の男の子達から話掛けられた。

声をかけてきたのは、つよし君。格好良かった。「俺ら明日もココ来るから明日もおいでよ!」私もみちよも乗り気だった。

彼らと出会ったのが非行へのきっかけだった。

彼らと仲良くなってから多摩川にテントはって飲み会、公園で飲み会、オールで家に帰らず、オールして家に帰ると父親に玄関先で殴られて何度鼻血を流したことか。

父は殴っても私の話は聞いてくれなかったし、中学生が一晩帰らないのは怒られて当たり前だと思ったから殴られても仕方なかった。

でも、言い訳くらい聞いて欲しかった。

今思えば、父親がどんな気持ちだったのか…ただ、とんでもない娘だったことは間違いない。



同じ中学校の美代子とさやかと竹下と私の4人で飲み会をした時のこと、最初はカラオケボックスで生ビールジョッキで3杯飲んだあと、公園で飲み会することになった。

私は親チョン(親の財布からお金を抜き取ること)をしてその1万円で酒…缶酎ハイ、缶ビール、焼酎、ウィスキー…ツマミを大量に買い込んだ。

昼間っから4人で宴会が始まった。

公園で4人で酔っ払ってると公園のベンチに女の先輩が2人座ってこっちを見てる。

酔っ払ってる私は500㍉㍑の缶ビールを二本持ち先輩のもとへ行き「先輩達も飲んでくださいよぉ」と差し出すと「アタシらいいからそれ一気して飲みなよ」と言われ、断れないから缶ビール500㍉㍑二本を一気した。

先輩達は「まだビールあるんでしょ?持ってきなよ」と言う。

また持って行くと、先輩達は飲まない。私が一気する。

それを何回か繰り返した時、私の意識が薄れて腰が抜けて立てなくなった。

急性アルコール中毒だった。 

中学校の近くの公園で飲み会やってたから近所の人が学校に通報したのだろう。

学校の先生達が飛んできたらしい。

私は意識なかったから記憶ないけど、急性アルコール中毒で学校から救急車で運ばれた。

点滴を3本、それでもお酒が抜けなかった。

お酒が抜けるのに三日間かかった。



同級生の三枝くんとちょくちょく遊んだり、つうかオールして行く宛がなくなると三枝くんん家にお邪魔した。

三枝くんはギターひきながら尾崎豊の歌を歌うのが好きだった。

尾崎豊の15の夜、卒業、三枝くんは尾崎豊の曲全部そっくりに歌った。



とにかく私は学校の中で一番の問題児だった。


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