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.*フェニルメチルアミノプロパン*.~覚せい剤やめますか?それとも人間やめますか?~薬物乱用から断薬までの道
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17歳、私は2年遅れで学校に受験することになった。

願書と作文を提出した。

作文のテーマ『学生と社会人の違い』

『私は中学校を卒業する以前は、「早く社会人になりたい。」と考え背伸びばかりしてました。

しかし中学校を卒業し、過ごしてきた二年間で、自分が社会人としては未熟すぎることに気がつき高校では、自分の将来を考え社会人として必要とされる基本的な事を身につけたいと考えています。

特に、高校生活の中では将来の夢に向かって生きがいのある生活を送るための力を蓄えるために様々な事を勉強し知識や技術、協調性などを身につけ、個性も磨いていけるように努力していきたいです。

また、学生は年齢が同年代位の人や、共通点のある人達が多く集まっていると思うので、嫌いな人や苦手な人を避けたりもできますが気持ちの持ち方一つでは、自分の世界を限りなく大きくしていくことができるものだと考えています。

一方社会人とは、学生の時に築き上げてきた事を精一杯生かして、着実に夢へ進んでいくものだと思います。

また、社会人になるということは年齢などに関わらず自分のすべての行動に責任を持ち、自分のことばかりではなく周囲にもめをくばり、相手を思いやる気持ちを持てるようになることが必要だと思います。

そして社会人は、もともと出来上がっている人間関係の中に入っていくことが多いため、自分を抑えコントロールすることが難しいことです。

私は中学校を卒業して、もう二年間も経ってしまい少し遠回りをしてしまいましたが、もう一度自分を見つめ直し、近い将来立派な社会人として自信を持ってるようになれるよう、様々な人と素晴らしい人間関係を築いてような人になりたいです。』



受験日、試験場になっている教室へ入ると、中学の卒業を迎える中学生がたくさんいた。

周りはみんな学生服で、私一人が私服だった。

指定された席に座り、試験が始まった。

数学、国語、英語の筆記試験と、国際製菓専門学校の教頭先生との面談があった。

数学も英語も全然わからなかった。

国語はどうにかって感じで、面談なんてしどろもどろだった。



落ちた…と思った。

私の予想と反し、受験して1ヶ月後に国際製菓専門学校から合格通知が届いたのだった。

制服を仕立て、もちろんスカートは短く仕立て直し、入学式を迎えた。

入学式を終えて通学してみると、学校は私の予想とはかけ離れていた。




授業が始まってもワイワイガヤガヤ、ペンを取る者はいない。

スナック菓子が宙を舞って笑い声で、先生が教科書を読む声が聞こえない。

先生も先生で、一向に注意する気配もないし、ただ淡々と教科書を読み上げているだけだった。



そして、クラスメートとは友達になれなかった私は、お昼ご飯は一人で教室でお弁当を食べた。

居場所が無い。

実習も、どこの教室でやるのかわからない。

補習授業の時、もしかしたら友達になるきっかけになるかもと学校へ行くと補習授業に出席したのは私だけ、みんな学校へ来なかったのだ。

先生は「あら、まぁ。一人しか来てないの?じゃあ、この漢字ドリルやってなさい」と言い教室から出て行った。

虚しい…私はいたたまれなくなって、学校から飛び出した。



自宅の最寄り駅の駅前にあるカラオケBOXには、清佳と加代子がアルバイトをしていた。

学校をバックレた私は、清佳と加代子の働くカラオケBOXへ逃げた。



国際製菓専門学校には4日間しか通学しなかった。

朝、学校へ行くと家を出て行き、行くところがなく、公園で煙草を吸って時間をつぶし、10時にはカラオケBOXが開店するので、1日5時間くらいカラオケBOXで時間をつぶした。



まっぴとは彼氏彼女の関係になってたけど、清佳がまっぴに未練があったらしく、時たままっぴの家に押しかけて来ていて、まっぴは遊び人だったから、清佳ともHしてたんだという事はわかっていた。

私は、よっ君が出てくるまでの繋ぎでまっぴと付き合っていたのでまっぴを怒ったり、嫉妬したりはしなかった。

清佳はまっぴの事が本気だったようで、私がまっぴの家に泊まったりした時に貸して貰った部屋着を着ていたけど、清佳は「それ!のり子にも貸したやつでしょ!?そんなの私着たくない」と嫉妬してたらしいけど、勝手にまっぴに私の家の住所を教えたのは清佳だ。

清佳が本気だろうが嫉妬に狂いようが私には関係ないと思ったので、まっぴと付き合い続けた。



ある時、国際製菓専門学校のクラスメートの恵美ちゃんから、私のPHSに連絡が入った。

クラスメートの村主君がバイクで事故って入院しているので、一緒にお見舞いに行こうという誘いの電話だった。

そして、お見舞いに行くことになった。



恵美ちゃんと私の他に美香ちゃんも一緒に行くことになった。

私はケーキ屋さんでシュークリーム買い、待ち合わせをした場所へ行き、恵美ちゃんと美香ちゃんを待った。

美香ちゃんはお見舞いの品を用意していなかったが、恵美ちゃんは食パンを自分で焼き持ってきていた。



村主君は手作り食パンに感動し、恵美ちゃんに惚れた。

村主君と仲良くなったことで他の子とも遊ぶ機会があったけど、学校へ行かなくなった私は、その後学校へ行くことはなかった。

村主君とはいまだに親しくしてもらっている。

村主君、恵美ちゃん、美香ちゃん、裕也君とはmixiでマイミクになっていて、たまにコミュニケーションを取る仲になった。



国際製菓専門学校は学費を無駄にしただけだった。

後で知ったのだが、学費は父と母が母の妹にお金を借りて払っていたと聞いた時、私はなんて親不孝なんだろうと思った。


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