知君と知り合って2ヶ月が経ち、季節は真夏になった。
知君と体の関係を持って2ヶ月。
知君と一緒に私の先輩で、知君の後輩にあたる蓬田君の家に行ったとき、蓬田君と蓬田君の彼女と4人でプールに行くことになった。
その話がまとまった後、私のあそこが痒くなった。
え???性病???
あそこといっても粘膜が痒いわけじゃなく、周りが痒かった。
私の脳裏に浮かんだのは、毛ジラミだった。
毛ジラミだったらどうしよう。
焦った私は、産婦人科に行くことも頭が回らず、剃刀を片手にバスルームへ入り、あそこの毛を全部剃り落とした。
小学生の頃に毛がはえてから、生まれて初めて全部剃り落とした。
剃り落とした姿はまるで幼稚園児みたいだった。
恥ずかしい姿に心は凹んだ。
プールに行くことになってたけどはえてきた、あそこの毛は伸びかけでチクチクパンティから頭を出しているので水着なんか着れない。
どうしようと悩んでいたら、蓬田君の彼女が女の子の日になったということでプールに行く話は流れた。
私はホッとした。
全部剃り落としたけど、毛ジラミじゃなかった。
ただ、かぶれてただけだった。
なんで、焦って剃り落としちゃったんだろう。
はえるまで、知君とHが出来ない。
毛ジラミだと思って全部剃っちゃったなんて言えない。
そんなある日、私は知君に「ネタ(覚せい剤)もいいけど、久しぶりにシンナーが吸いたいな」と言って、2人で新宿までシンナーを買いに行った。
シンナーを買いに向かう時、よっ君と一緒に買いに行ってたこと、一斗缶を盗みに行ったことを想っていた。
新宿でシンナーを買った帰り道、すぐにワンティ(シンナーを染み込ませたティッシュ)でシンナーを吸い始めた私。
高速道路の街灯が綺麗で、シンナーでラリってる私は流れる景色に酔いしれた。
そこまでは、以前と同じだった。
ワンティを吸い終わるくらいに、私の記憶が飛んだ。
ところどころはなんとなく覚えてるけど、それまでどんなに吸っても、私はシンナーで記憶が飛んだことがなかった。
知君の話だと、シンナー吸う缶を買ってもらい、レンタルルームに入ったらしい。
そして、ラリった私は三億光年先を見てる状態になり、知君にHを迫ったらしいけど、記憶は飛んでるのに、自分がパイパンだということは頭にあったらしく、Hを自分から迫っときながら、知君がその気になると「嫌ぁぁあああ!」と拒否してたらしい。
翌日、シラフに戻った私はものすごい気持ち悪かった。
そんな私を見て、缶に入ってるシンナーをゴクゴク飲んじゃってたと知君は言った。
ラリった私はたちが悪いと知君に言われた。
それまで、シンナーで記憶が飛ぶことがなかった私は、シンナー吸ってラリってる記憶がないならラリる意味がないと思った。
その後、あそこの毛がはえ揃うまで知君とHしないわけにもいかず「蓬田君達とプール行く約束あったでしょ。その時剃りすぎて今はえかけなんだよね」と誤魔化したけど、知君は多分、他に男でもいるんだろうと思ったと思う。
「Hしてもいいけど、本当にチクチクするよ」と言うと、知君は「そんなの気にしないから大丈夫」と言って私の服を脱がした。
はえかけでも恥ずかしかった。
そんな私を知君は優しく抱いてくれた
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